ChatGPT・AI検索に自社が紹介されるホームページの条件|清須の制作会社が実際に6問聞いてみた【2026年9月】

ChatGPT・AI検索に自社が紹介されるホームページの条件

「ChatGPTで“清須市 ホームページ制作 おすすめ”と聞いたら、うちの会社は出てくるのか」。

2026年に入り、お客様からこの種の質問を受けることが増えました。検索の入口がGoogleの10本の青いリンクから、ChatGPT・Google AI Overview・Perplexityといった「AIが答えを要約する画面」に広がりつつあるからです。

そこで当社Ironweb(愛知県清須市)では、2026年9月12日に実際にAIへ6つの質問を投げ、どの会社が・なぜ紹介されたのかを記録しました。この記事は、その一次データをもとに「AI検索に自社が紹介されるホームページの条件」を整理したものです。一般論ではなく、清須・名古屋という実在の商圏で起きた結果を扱います。

結論:AIに紹介される会社には3つの共通点があった

先に結論を書きます。今回の計測でAIに名前を挙げられた会社は、次の3点のいずれか、または複数を満たしていました。

  1. Googleビジネスプロフィールの口コミが「件数と評価」で機械的に読める(例:評価5.0・10件)
  2. 「誰向けか」を自社サイトで明記し、実績を数字で示している(例:中小企業専門・制作実績100件以上・創業20年)
  3. 聞かれたテーマ専用のサービスページを持っている(例:「ホームページ×AI」「AI検索対策」を独立ページで説明)

逆に言えば、デザインが美しいか、更新頻度が高いかは、今回の結果にはほとんど影響していませんでした。AIは「文章として書かれた事実」を拾って答えを作ります。書かれていないことは、存在しないのと同じ。これが最初の教訓です。

実験の方法(2026年9月12日実施)

No. 使ったAI 質問
1 ChatGPT(ログインなし・Web検索あり) 清須市でホームページ制作を頼むならどこがおすすめ?
2 ChatGPT(同上) 名古屋周辺で中小企業向けのWeb制作会社を教えて
3 ChatGPT(同上) AI活用に強いホームページ制作会社は?(愛知)
4 Google検索 清須市 ホームページ制作(AI Overviewの有無を確認)
5 Google検索 ホームページ制作 相場(AI Overviewの有無を確認)
6 Perplexity 清須市 ホームページ制作 おすすめ

質問ごとに新しいチャットを開き、前の会話の影響が出ないようにしました。個人のアカウントに紐づく履歴も使っていません。同じ質問でも日や環境で答えは変わるため、「この日・この条件ではこうだった」という記録として読んでください。

結果:6問中、当社が紹介されたのは1問

No. 結果 紹介された会社・傾向
1 当社が3社目に紹介 清須市内の3事業者。当社は「清須市鍋片・Google上で評価5.0・10件の口コミ」という根拠つきで紹介。情報源はWeb幹事・ゼヒトモ
2 紹介なし 名古屋市内の6社。全社が「中小企業専門/特化」を明記し、実績数(100件以上・2,000社・創業20年など)を掲げていた
3 紹介なし 愛知の8社。全社が「ホームページ×AI」「AIO/LLMO対策」の専用サービスページを持っていた
4 AI Overview表示なし 通常の検索結果のみ。当社は記事で7位、ポータル(ゼヒトモ)のプロフィールで4位
5 AI Overview表示なし 大手メディアが上位。当社は圏外
6 紹介なし 市内外の3事業者。料金訴求(初期0円・月額制)や集客特化を打ち出す会社が引用された

正直な結果です。「AIも使えるWeb屋」を掲げている当社が、質問3「AI活用に強い制作会社」で名前を挙げられなかったのは、悔しいというより納得でした。理由は次の章で説明します。

なぜ紹介された/されなかったのか:3つの条件を掘り下げる

条件1:口コミは「件数と評価」がそのまま根拠になる

質問1で当社が紹介された根拠は、ホームページの出来ではなくGoogleビジネスプロフィールの口コミでした。AIは「評価5.0・10件」という機械的に読める事実を、そのまま推薦理由にしています。

これは店舗だけの話ではありません。制作会社・士業・工務店など、非店舗型の事業でもGoogleビジネスプロフィールは登録でき、口コミは蓄積できます。お客様に口コミを書いてもらう仕組みは、MEO対策であると同時にAI検索対策だった、というのが今回の発見です。

条件2:「誰向けか」と「実績の数」を文章で書く

質問2で紹介された6社は、例外なく「中小企業専門」「店舗・中小企業に特化」と自社サイトに書き、「制作実績100件以上」「2,000社以上」「創業20年」といった数字を掲げていました。

AIは「中小企業向け」と聞かれたとき、その言葉がサイト上に書かれている会社を探します。当社は実態として中小企業・個人事業主のお客様がほとんどですが、トップページに「中小企業向け」とは明記していませんでした。実態があっても、書かれていなければAIには伝わらない。この差です。

条件3:テーマごとに専用ページを持つ

質問3で紹介された8社は、すべて「ホームページ×AI」「AI検索対策」を独立したサービスページで説明していました。ブログ記事で触れているだけの会社は、今回は拾われていません。

当社もAI導入支援をサービスとして提供していますが、料金ページの一区画とブログ記事が主で、専用のサービスページがありませんでした。「そのテーマの受け皿ページがあるか」が、AIにとっての判断材料になっていると考えられます。

補足:ポータルサイトはAIの「情報源」になっている

質問1の情報源として表示されたのは、Web幹事とゼヒトモでした。Google検索でも、当社の自社サイト(7位)よりゼヒトモのプロフィール(4位)が上位です。制作会社のポータル・マッチングサイトへの掲載は、AIが会社を「発見する」経路として機能しています。

AIはどこから情報を取っているか

対策を考えるうえで、AIごとの情報源を押さえておく必要があります。

AI 主な情報源 押さえるべき対策
ChatGPT(検索機能) Bingの検索データを利用しているとされる Bing Webmaster Toolsへの登録・サイトマップ送信・IndexNowでの更新通知
Google AI Overview Googleの検索インデックス 従来のSEO+結論先出しの構造・FAQ構造化データ
Perplexity 独自クローラー+Web検索 明確な事実(料金・対応地域・強み)を本文に書く
Copilot(Bing AI) Bingの検索インデックス ChatGPTと同じ。Bing Webmaster Toolsで引用状況を確認できる

特に見落とされがちなのがBingです。日本ではGoogleのシェアが圧倒的なため、Bingに登録していない会社が多くあります。しかしChatGPTがBingのデータを使っている以上、Bingに載っていないサイトはChatGPTから見つけにくい。Google Search Consoleを使っているなら、Bing Webmaster Toolsは同じアカウントで数分で登録でき、Search Consoleの設定をそのまま取り込めます。

AI検索に紹介されるための7つのチェックリスト

  1. 会社名・住所・連絡先をすべての媒体で統一する(自社サイト・Googleビジネスプロフィール・SNS・ポータル)。表記ゆれがあると、AIは同じ会社と認識しにくくなります
  2. Googleビジネスプロフィールの口コミを増やす。件数と評価がそのまま推薦理由になります。返信も必ず書く
  3. 「誰向けか」「対応地域」「実績の数」をトップページに文章で書く。画像の中の文字はAIに読まれません
  4. 売りたいテーマごとに専用ページを作る。ブログで触れるだけでは足りません
  5. 結論を先に書き、Q&Aと表を使う。AIは要約しやすい構造を好みます。FAQには構造化データ(FAQPage)を付けると確実です
  6. 料金・実例を具体的な数字で公開する。「お問い合わせください」だけのページは、AIが引用できる事実を持っていません
  7. Bing Webmaster Toolsに登録し、IndexNowを導入する。更新を即時にBing側へ通知でき、ChatGPT・Copilotからの発見が早まります

当社が9月に実施した対策(結果は来月この記事に追記します)

「言うだけ」では説得力がないので、当社が今回の計測直後に実施した対策を公開します。

  • IndexNowの導入:サイトの全64ページをBingへ一括通知。以後、記事の公開・更新時に自動で通知される仕組みを実装
  • Bing Webmaster Toolsの登録:サイトマップを送信。Copilotでの引用状況を確認できる「AI Performance」レポートを月次の定点観測に組み込み
  • トップページのFAQを3問から6問に増強し、FAQPage構造化データを追加。料金ページにも料金の構造化データを追加
  • 料金の実額公開:ホームページ制作15万円〜/25万円〜/35万円〜、LP制作10万円〜、保守月額2万円〜を、相場記事と料金ページの両方に明記

効果が出るかどうかは、来月以降、今回と同じ6つの質問を同じ条件で聞いて確かめます。結果は良くても悪くてもこの記事に追記します。SEOもAI検索対策も、因果を断定できないからこそ、同じ条件で測り続けることに意味があると考えています。

よくあるご質問

Q. AI検索対策(AIO・LLMO)は、従来のSEOと別物ですか?

土台は同じです。Google AI Overviewは検索インデックスを使い、ChatGPTはBingを使います。つまり「検索エンジンに正しく載っていること」が前提で、その上に「AIが引用しやすい書き方(結論先出し・Q&A・数字)」が乗る構造です。SEOを捨てて別のことを始める必要はありません。

Q. 小さな会社でも、AIに紹介される可能性はありますか?

あります。今回の質問1で紹介された3社は、いずれも清須市内の小規模事業者です。大手より小規模事業者が有利な場面もあります。地域名と業種を組み合わせた質問では、AIは「その地域に実在する事業者」を探すため、Googleビジネスプロフィールと自社サイトの情報がそろっていれば十分に候補に入ります。

Q. 口コミを増やしたいのですが、頼み方に決まりはありますか?

Googleのポリシーでは、口コミの見返りに割引や特典を提供することは禁止されています。納品時やサービス完了時に「率直な感想を書いていただけると助かります」とQRコードやリンクを渡す方法が、一般的で安全です。良い口コミだけを選んで依頼する行為も避けてください。

Q. 結果を測るには、毎回同じ質問をすればいいですか?

はい。質問文・使うAI・ログインの有無を固定し、月1回、新しいチャットで聞いて記録します。答えは日によって揺れるので、1回の結果に一喜一憂せず、3か月程度の傾向で判断してください。

まとめ:AIは「書かれた事実」しか読めない

今回の実験で分かったのは、AI検索に紹介される会社は特別なことをしているわけではない、ということです。口コミがあり、誰向けかが書いてあり、テーマごとのページがある。どれも「事実をきちんと文章にしておく」作業です。

当社も6問中1問しか紹介されませんでした。だからこそ、何が足りないかが具体的に分かりました。来月、同じ質問を同じ条件で聞き直します。その結果を、この記事の続きとして報告します。

AI検索・SEOのご相談はIronwebへ

Ironweb(アイアンウェブ)は、清須市を拠点に全国のお客様のホームページ制作・SEO・AI活用支援を行っています。「自社はAIに紹介されるのか」を実際に計測し、足りない条件を一緒に整えるところから始められます。まずはAI導入診断(10,000円〜)、または無料相談からどうぞ。

→ 無料相談はこちら → AI業務効率化の料金を見る → 関連記事:AIでブログ記事を書くとSEOに不利?