AI検索の効果はどう測る?中小企業が無料で毎月見られる3つの数字【2026年版】

AI検索の効果 無料で測る3つの数字。毎月の点検にそのまま使える、記録表の作り方つき

ChatGPTやGoogleのAI要約に、自社を紹介してもらうためのAI検索対策。
取り組む会社が増える一方で、効果をどう確かめればいいかわからない、という声をよく聞きます。

Ironweb(アイアンウェブ)は、愛知県清須市で中小企業のホームページ制作と保守運用を行い、AI検索での見え方を毎月計測しています。
この記事では、専用のツールを使わずに、無料で毎月見られる3つの数字と、その記録の仕方をまとめました。

結論:1つの数字ではなく、3つを毎月同じ形で見る

先に結論です。

  1. AI検索の効果は、検索順位のように1つの数字では測れない
  2. Search Consoleの生成AI機能のレポート、GA4のAI Assistantからの訪問、AIへの定点質問の3つを組み合わせて見る
  3. 大事なのは、毎月同じ条件で記録して、変化を見ること。1回の結果で判断しない
AI検索の効果を測る3つの数字。1 Search Consoleの生成AI機能のレポートでGoogleのAIに何回出たか、2 GA4のAI Assistantで AIから何人来たか、3 定点質問でAIが紹介してくれるか
3つの数字は、見ているものがそれぞれ違います
数字 わかること 見る場所 費用
1 生成AI機能のレポート GoogleのAI要約などに、自社のページが何回出たか Google Search Console 無料
2 AI Assistantからの訪問 ChatGPTなどのAIから、実際に何人がサイトに来たか Google アナリティクス(GA4) 無料
3 定点質問 AIに聞いたとき、自社が紹介されるか、何番目か ChatGPT・Perplexityなど 無料

なぜ1つの数字では測れないのか

AIの回答は、検索結果のように順位が固定された一覧ではありません。
同じ質問でも、聞く日や聞き方によって、紹介される会社や順番が変わります。
さらに、AIの回答を読んだ人がサイトに来るとは限らず、回答の中で名前を見て、あとから会社名で検索する人もいます。

そのため、AIに出た回数、AIから来た人数、AIの答えの中身を、別々に見る必要があります。
3つが同じ方向に動いていれば、対策が効いていると判断しやすくなります。

1. Search Consoleの生成AI機能のレポート

Googleが無料で提供しているSearch Consoleには、GoogleのAI要約などの生成AI機能に、自社のページが何回表示されたかを見られるレポートがあります。
検索パフォーマンスの画面から開けます。

見る数字:直近28日間の表示回数と、引用されたページの一覧です。
どのページがAIに使われているかがわかるので、伸ばすページを決めるときの材料になります。

たとえば当社のサイトでは、この表示回数が10月初めの91回から、11月初めには146回に増えました。
引用されたページの一覧を見ると、思っていなかった古い記事が使われていることもあります。

注意点:Search Consoleに自社サイトを登録していないと見られません。
まだの場合は、まず登録から始めてください。
登録したその日からの数字しか貯まらないので、早いほど比べやすくなります。

2. GA4のAI Assistantからの訪問

Google アナリティクス(GA4)では、ChatGPTやPerplexityなどのAIからサイトに来た人を、AI Assistant という流入元にまとめて表示します。
レポート → 集客 → トラフィック獲得 で、流入元の一覧に出てきます。

見る数字:AI Assistantからのセッション数です。
中小企業のサイトでは、月に数件から始まることがほとんどです。
数が少ないうちは増えたか減ったかより、どのページに来ているかを見てください。

注意点:AIの回答を読んで、あとから会社名で検索して来た人は、AIからの訪問として数えられません。
あわせて、会社名や屋号での検索が増えていないかを、Search Consoleで見ておくと実態に近づきます。

3. 定点質問

3つ目は、AIに自分で質問して、答えを記録する方法です。
毎月同じ質問をすることから、定点質問と呼んでいます。
数字では見えない、AIが自社をどう紹介しているかがわかります。

質問は、お客様が実際に聞きそうな形にします。
地域名と業種を入れて、3〜5問くらいに絞るのが続けやすい数です。

  • 稲沢市で家のリフォームを頼むならどこがおすすめ?
  • 名古屋市西区で相続に強い税理士を教えて
  • 北名古屋市で子ども向けの英会話教室は?

自社の業種と商圏に置きかえて、お客様が使いそうな言葉で作ってください。

定点質問で気をつけること2つ。一時チャットで聞く。毎月同じ質問で聞く
定点質問は、聞き方をそろえるのがいちばん大切です

気をつけること1:一時チャットで聞く

ふだん使っているChatGPTの画面で聞くと、これまでの会話の内容が答えに混ざります。
自社のことをよく話している人ほど、自社が出やすくなり、実際より良い結果に見えてしまいます。
ChatGPTなら一時チャットを使い、Perplexityならログインしない状態で聞くと、条件がそろいます。

気をつけること2:毎月同じ質問で聞く

AIの答えは、聞くたびに少しずつ変わります。
質問の文章を1文字も変えずに、毎月同じ時期に聞いて記録します。
1回だけ紹介された、1回だけ出なかった、で判断せず、数か月の流れで見てください。

記録する項目

記録は、表計算ソフトに次の項目を並べるだけで十分です。
下は、リフォーム会社を例にした記入例です。

日付 AI 質問 自社が出たか 何番目か 理由として書かれたこと
11/4 ChatGPT 稲沢市で家のリフォームを頼むなら 出た 2番目 施工事例と料金の目安を公開している
11/4 Perplexity 稲沢市 リフォーム おすすめ 出ない ― ―

特に大事なのは、理由として書かれたこと の欄です。
AIが何を根拠に紹介したかがわかると、サイトのどこを伸ばせばいいかが見えてきます。

補助として:Bing Webmaster ToolsのAI Performance

MicrosoftのCopilotなどで自社のページが引用された回数は、Bing Webmaster Toolsの AI Performance というレポートで見られます。
こちらも無料です。
ChatGPTの検索はBingの情報も使っているため、Bingに登録しておくこと自体がAI検索対策の土台になります。

毎月の点検は、測る・記録する・次の手を決める

3つの数字は、月に1回、同じ日に見るのがおすすめです。
月初の30分を決めておくと、続けやすくなります。

毎月の点検の流れ。測る、記録する、次の手を決める、をくり返す
月に1回、同じ流れをくり返します

測った数字を、次の手につなげる

数字は、見るだけでは何も変わりません。
記録した結果から、次にやることを1つ決めます。

数字から次の手を決める図。引用されたページは中身を足して伸ばす。紹介されない質問には答えるページを作る
引用されたページは伸ばし、出ていない質問にはページを作る
  • 引用されたページがある:そのページの情報を足して、さらに使われやすくします。料金、対応地域、事例の数字など、AIが根拠にしやすい事実を書き足すのが効果的です
  • 紹介されない質問がある:その質問に答えるページがサイトにあるかを確かめます。なければ、その質問の答えになるページを1つ作ります
  • AIからの訪問が増えてきた:来た人が最初に見るページに、問い合わせへの道がわかりやすくあるかを確かめます

有料のツールは必要?

AIの回答を自動で集めて分析する、有料のツールもあります。
質問の数が数十問を超える、競合と細かく比べたい、複数の地域で見たい、という場合は役に立ちます。

一方で、地域の中小企業が3〜5問を毎月見るなら、この記事の3つの方法で十分なことがほとんどです。
まずは無料の方法で3か月続けてみて、手が回らなくなってから考えても遅くありません。

よくある質問

どのAIで聞けばいいですか?

まずはChatGPTとGoogleの検索(AI要約)の2つで十分です。
余裕があれば、Perplexityも加えてください。
大事なのは数を増やすことより、同じAIで続けることです。

効果が出るまで、どれくらいかかりますか?

新しく作ったページが検索に登録されるまで、2〜3週間ほどかかることが多いです。
AIの答えが変わるのは、そのあとです。
3か月ほど記録を続けると、変化が見えやすくなります。

紹介されなかった月は、何か悪かったのでしょうか?

1回だけなら、AIの答えの揺れのことも多いです。
2〜3か月続けて出ない場合は、その質問に答えるページがあるか、会社情報が古くないかを見直してください。

まとめ:まずは来月、同じ質問を聞くことから

AI検索の効果は、1つの数字では測れません。
Search Console、GA4、定点質問の3つを、毎月同じ形で記録することが近道です。
今日聞いた質問を記録しておき、来月同じ質問を聞くところから始めてみてください。

AI検索の計測と対策はIronwebへ

Ironweb(アイアンウェブ)は、愛知県清須市を拠点に、Web担当者がいない中小企業・小規模事業者のホームページ制作と保守運用を行っています。
AI検索での見え方は、自社サイトでも毎月計測しています。

ChatGPT・Google AI要約・Perplexity・Copilotに御社の商圏で質問し、どこが紹介されているかを調べるAI検索 表示チェックは19,800円〜(税別)です。
毎月同じ質問で計測し、結果と次の一手をお渡しする月次計測と改善は、月額20,000円〜(税別)で承っています。
お見積もりと初回のご相談は無料です。

→ 無料相談はこちら → AI検索対策のサービスを見る → 関連記事:ChatGPT・AI検索に自社が紹介されるホームページの条件 → 関連記事:名古屋・愛知でAI検索対策を頼むなら